毎年恒例のクリスマスの飾り。
今年はあんまり寒くないので
クリスマスの雰囲気があまりでませんが。

文字ドライフルーツを貼って見たり、

オレンジを貼って見たり、
(少しクリスマスっぽくないですが)

庭師松下クリスマス装飾部門、3名が頑張ってくれました。
といっても、女性事務員さんたちで、
彼女たちはこの時期、ディスプレイ製作部隊になるのでした。
(ご苦労さまでした。)

みなさん、手先が器用でしかもセンスがいいので
とても助かってます。しかも、主婦目線で
経費カットのいいアドバイスをいただいているのでした。
短時間集中で、手際よく、
仕事が終われば颯爽と帰っていく。
主婦って本当にすごい。
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図面を書くことも庭造りの一部。
椅子のデザインをしてみたり

露天風呂とお庭

平面図を起こしてみたり。

断面から庭を考えてみたり。

庭づくりはときとして、図面からはじまります。
またあるときは、現場で素材と向き合い、感じたまま庭をつくってゆくこともあります。
それは状況次第。
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今年もまたコロンビアへ行ってきました。
ですので、その報告を少し。
コロンビアの街中を歩くと
その土地の石がたくさん使われていることに気がつきます。
この写真の石達も誰かの手で形を作られ、
誰かの手でそこに据えられています。

(細いレンガと石の壁)
シンプルに敷き詰められたり、積まれたりした石達は
デザインされたようで、デザインされていないデザインを生み出します。

(元修道院のホテルの中庭。無造作な敷石が味わい深い)
石は重く、加工するにも手間がかかります。
まして、重機の無かった時代。
その手間は想像を超えたものだったでしょう。
この街の石の圧倒的なボリュームには
膨大な時間と気の遠くなるような手間が隠れています。

(大小の石の石積み。土が多いモルタルを使用したのか、
下の方は風雨の浸食で目地が深くなっていて、
その分陰影が強く出てかっこいい)
しかし、街の景色に溶け込むと、その事実をつい忘れてしまいます。
大きな教会の壁や床、長い歩道の石も。
何も主張することなく、
もともとそこにあったような顔をして座っています。

(粒の大きさの違う洗い出しの2種類の対比がとても美しい)
石工さんたちはどんな思いで石を切り出したのか?
と想像してみましたが、
おそらく、特別な思いがあるわけではない、という結論に至りました。
農作業のごとく、
毎日の生活の一部として石を触る。
淡々と敷き詰められた石は
手垢にまみれつつも、
しかし、只々純粋で、美しいものだと感じました。

(1816年創業のショコラーテ(チョコレートドリンクのこと)のお店の看板と番地。
石を掘って描かれて言います。)
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かれこれ連載を続けて34回目。
兵庫県三田市にあるパティシエ エス コヤマさんのHPで
書き続けた庭師日記を更新しました。
私にはたくさんの師匠がいますが、その中でも
格別お世話になった私の人生の師匠であり、
兄貴である 小山シェフという人から
私自身が何を学び何に気が付いたか、ということを
日記として掲載しております。
もう34回ですが、まだまだ書きたいことは山ほどあります。
しかし、学んだこと、感じたことを文章にするのは
そう簡単ではありません。
しっかりと消化し、自分に落とし込んで初めて
文章として表現できるのだとおもいますが、
この庭師日記を書くという行為は自分が未消化の部分を
自分なりに意識できるとても良い機会で、
日記を書くという行為の最中、未消化の部分がぼんやり見えてきて、
書き進める中でそこの輪郭がはっきりし、そして、そこを消化して初めて
文章が完成する、という具合です。
ざっくりとと、そんな感じですが、
着地点はわかっているのだけど、そこに行くまでの道が
霞んでいるようで、書き進めるには実は勇気がいるんですね。
というのも、書いている途中に自分の弱い部分や
見たくない小さい自分が現れたりして、
その自分と対峙することって、億劫で、少し怖い。
でも勇気をもって向き合うと、
意外とすっと消化されて、むしろ、その弱い部分が
強みに代わってゆくようにも思えたりするんです。
この繰り返しが34回。
しかし、毎回ビビりながら日記を書いている私は
かなり根性なしだとおもいます。
ご興味のある方は読んでみてください。
http://www.es-koyama.com/garden/vol34.html
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最近の刺激。
心への刺激を求めてさまざまなところへ赴きました。
そのご報告。
この前は友人の陶芸家さんと一緒に富山の落水邸美術館へ内田鋼一さんの個展へ。
さすが、内田さん。とても面白い個展でした。
そのあと、富山の骨董・古道具屋さんを見て回りましたが、
名前は忘れましたが、富山の最近できたおしゃれ古道具屋さんで
飛行機のオブジェを買いました。
あと、兵庫県三田市にある「志zuki」 さんで行われたガラスの作家さんの個展へ。
ガラスがかっこよかったので、つい購入してしまいました。
相変わらず、オーナーの豊川さんはおしゃれでかっこよく、
どこからか探してくるもののセンスの良さには感心させられます。
そして、先週は私の人生の兄貴のお供で、
劇団新感線の35周年記念公演へ。
やっぱり劇団新感線はすごい。ほとんど下ネタでしたが、
約3時間、おなかを抱えて笑いっぱなしでした。
特に今回のはツボにはまりました。
個々の役者さんの演技力には相変わらず脱帽しましたし、
全てのエネルギーが笑いに注がれている感じがすがすがしい。
そして、昨日は兵庫県立美術館の「堀文子展」へ。
堀さんの絵は本当に感動します。
植物の絵も風景も、ミジンンコや絵本の挿絵も。
92歳の時にかかれた、「名もなき花たち」という絵は
堀さんが92歳にしてまた新しい世界を発見されたような
「ハッ」とさせられる作品でした。
庭造りには直接関係のあるものはありませんが、
むしろ違う分野からの刺激が心を揺さぶる経験は
自分の庭造りにとって糧になりますね。
年明けから仕事ばかりしていたので、
この数週間は無理に時間を作って自分の心に新鮮な
刺激を与えに出向いてきました。
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